静岡市 愛情と心の問題 心理カウンセリング

ゲシュタルト関係対話アプローチとは

2羽の鳥

 

ゲシュタルト関係対話アプローチ

 

クライエントの存在そのものを心から尊重し理解しようとするセラピスト(カウンセラー)と、クライエントの対話から、自然と変容が起きるアプローチのこと。

 

もう少し詳しく説明

 

心理療法(カウンセリング)のひとつ。

1950年代にフリッツ・パールズらによって開発された「ゲシュタルト療法」の最新版。

心を温かく包み込む受容的な関わりが特徴。

セラピストは、クライエントの存在を心から尊重する。同時に、セラピストも自らの存在を尊重する。(私はこの「お互いに対等でありながら、双方それぞれを尊重する」という部分が1番好きです)

※ゲシュタルト療法では、カウンセラーのことをセラピストと呼びます

他の心理療法のように一定のやり方はないため、セラピストの生き方や価値観や存在がセラピーに大きく影響するのも特徴のひとつ。

 

従来のゲシュタルト療法との共通点は、クライエントの身体の感覚や感情、クライエントが気になること、過去に経験したことで感情処理が終わっていない「未完了の出来事」などに焦点を当てながらセラピーが進むこと。

 

セラピストが常に「今・ここ」(瞬間・瞬間にクライエントに起こること)に焦点をあてながら、クライエントとの世界を共有するので、どのような入り口からのお話でもセラピーが可能です。

 

上手に話そうとしなくても、順序だてて話をしなくても大丈夫。感情に触れたくない人でも大丈夫。その場合は、触れたくない自分の中に何が起きるのか……と、焦点をあてていきます。

 

セラピーの中で、セラピストはときどき実験や提案をします。

 

モヤモヤという言葉が出てきたら、「モヤモヤそのものになってみるのはどうですか?」という提案や、胸に手を当てているクライエントに対して手が何と言っているか言葉にしてもらったり、過去の自分に話かけてみたりすることもあります。

 

それには理由があって、クライエントがどれだけ頭の中で「なんでこうなってしまうの?」と考えても、それはあくまでも想像に過ぎないからです。

 

それよりも、自分の身体や感情を直接体験していくと、考える前に言葉が出てくるのです。頭で考える代わりに、直接的な体験をする。これがどんな想像や思考よりも、はたまた知人やお偉い先生からのアドバイスよりも大事なんですよ。

 

自分の中にある葛藤の声、例えば「彼が大好き」「でも、彼と別れたい」などの声が出てきたら、その二つの声の対話をする提案もします。

 

少し演劇的な感じもするので、恥ずかしさや戸惑いを感じる方もいるでしょう。そのようなときには、そのことをセラピストに伝えてもいいし、伝えたくなかったら伝えなくてもいい。

 

実験や提案で大事なことは、言った自分がどのような気持ちになるかなので、口にすること自体が重要なのではないのです。

 

重要なことは、体験してみた「気持ち」の部分。

 

「もっとモヤモヤした_| ̄|○」「急に悲しくなった……」「さっきまでしょんぼりした気持ちが、なんだかムカついてきた!」そのような言葉が、実験や提案の結果出てくるのです。

 

上に挙げたような初めてたどり着いた感情や今まで思ってもみなかった感覚が出てきたら、セラピーはますます深まっていくことでしょう。そして、結果として変容が起こるのです。

 

一流のセラピストは、変容を起こす人ではない。

 

この言葉は、私の胸にいつも深く刻まれています。セラピストは、クライエントの変容をあたたかい気持ちでじっと待つ人なんです。

 

かつて受講した放送大学の科目「心理カウンセリング序説」で、大山先生がお話しされた「赤ちゃんが生まれるのをじっと待つ、お産婆さんのような感覚」というのにも似ている気がします。

芽を渡す

 

セラピストは、決して導く人ではありません。ましてや、クライエントを一瞬で楽にする魔法使いや教祖様でもありません。そんなことをしたら、本末転倒。クライエントは教祖なしで生きられないような新たな依存が生じますからね。超危険です。

 

セラピストのかかわりによって、クライエント自らが気づかなかった部分に気づき、結果として癒しとなったりクライエントに変化が起きたりるのが、本物の心理カウンセリングというものでしょう。ここは、めっちゃ強調したい!

 

そうそう。私が一番大切にしていることを書かないと。

 

「セラピストはクライエントから教えていただく」といった謙虚さが、ゲシュタルト関係対話アプローチにおいてと~っても重要な態度です。謙虚さって、クライエントが安心して話すために、何よりも大事だと私は思うんですよね。

 

まあ、謙虚であることは、どのカウンセリングでも大事っちゃあ大事。

 

カウンセラーが先生然として、威圧的だったり、妙に先回りしてアドバイスしてみたり、カウンセラー先生の成功体験談を話すなんてことがあれば、もやはそれはセラピーやカウンセリングとしては成り立たない。

 

カウンセリングの本質をわかっていない先生とカウンセリングなどはしなくないって、私は心の底から思います。

 

もしよかったら、こちらの記事も参考にしてください!

 

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