【公開講座1日目】ほとんどの人は気がつかない恋愛問題の“本当の理由”
はじめまして。
心理カウンセラーのミカです。
最初にお伝えしますが、この講座内容は恋愛テクニックの羅列ではありません。
「どうして私はこうなってしまうんだろう…」と恋愛に悩む方に向けて、応援の気持ちを込めて書きました。
何度も同じようなパターンで恋愛が終わってしまう方や、恋愛に依存している方などが、自分自身への理解が深まることを目的としています。もちろん、男性にも当てはまる内容なので、参考にしてください。
また、生きづらいと感じている方、落ち込んでしまう方、心が不安でいっぱいの方、自分を責めてしまう方にも読んでいただけると、今までの疑問がハッキリすると思います。
恋愛以外でお悩みの方は、文中の
「恋愛の問題」を「対人関係の問題」
に
「彼」を「上司」 「モヤモヤする相手」
などに置き換えて読んでください。
つまり、悩みの根本はすべて同じ。それが何かを、8日間で探っていきましょう。
講座の内容が、あなたの恋愛と人生のお役に立てたらうれしいです。
恋愛問題はなぜ起こる?
恋愛の悩みをお持ちのあなたに、まず結論をお伝えしましょう。
恋愛の問題は、あなた自身の「心の反応」から起こります。
「ミカさんは変なことを言うなぁ…」という声が聞こえてきそうですね。
「だって、悪いのは彼です」
「彼は自分のことしか考えてない」
「私に女らしさが足りないかも…」
私も以前はそう思っていました。
でも、よ~く考えてみてください。
彼に対して、あなたはどんな反応をしても自由なんですよね。
これは何度も思い出していただきたいほど重要な部分なので、もう一度言います。
あなたは、彼の態度に対して、どんな反応をしてもいいのです。選択することができるのです。
でも、できない。
性格は変えられない?
「だって、それが私の性格だから…」と思う方もおられるでしょう。
性格は、持って生まれたもの。これを先天的な気質といいます。気質は、その人の3割程度を占めるだけ。
それ以外の部分は、生まれたときからその人が置かれた環境で、見たり聞いたり感じたりをくり返しながら自然と身に着けていくのです。
恋愛がうまくいなない方は、この自然と身に着けた部分が、恋愛を含む対人関係において、自分の思うように作動していないといえます。
ちなみに環境とは、時代や社会のことです。
時代
平成生まれの人が「男女は平等で当然!」と思うことでも、明治時代の男性や女性は「女に学問はいらない」とか「女は家を守らなきゃ」という考えがあったでしょう。
社会
どんな国に属しているかによっても、人が無意識に取り込む価値観や人生観、「自分はこうあるべき」という考え方は違ってきます。
また、日本という国においても、北海道と九州では県民性が違うねぇ…といったことはありますよね。
家族
そして、家族も小さな社会です。
同じ親から生まれたのに、兄弟で性格が違うのはどうして?と思ったことはありませんか。
なぜでしょう?
一例ですが、家の後継者だと期待されて育った兄と、そんな両親の姿を見て「自分はお兄ちゃんほど大事な子じゃないんだ…」と感じて育った弟では、考え方が違ってきますよね。
答えは「立場や役割が違う」です。
恋愛講座のポイント
この講座の肝は、なぜかうまくいかない恋愛が、実はあなた自身が取り込んだ【意識していない反応から来ている】と気づくことです。
さあ、前置きはここまでにして、先に進みましょう。
なぜかいつも同じような反応が起こるんです。特に特に恋愛になると……
ご相談のなかで一番多いのが、「同じようなパターンで恋愛が終わる」です。
①くり返されるパターンの中で
②同じようにあなたが反応し
③似たような問題が2人の間に起こる
このような展開になるのが特徴です。
また、相手が違っても似ている展開になります。「相手から言われるセリフまで同じ」という方もいらっしゃるほど。
不思議ですよね。
「なんでだろう…?」
「男運が悪いのかなぁ…?」
「でも、彼のせいだし!」
と思うあなた。
ちょっと待ってくださいね。
彼も悪いかもしれませんが、もっと注目してほしいことがあるんです。
それは、彼に対するあなたの心の動き。
あなたの大好物が山積みにされているのをジーッと見つめるように、心の動きに大注目してほしいのです。
恋愛問題のカギはここにあった!
心の動きが恋愛問題のカギです。
それは恋愛だけでなく、自身の生き方にも深くかかわっているんですよ。
残念ながら、心の動きは自分自身で気づいていない場合がほとんどです。だから、私がクライアントと一緒になって心の動きを見つけていくことは、とても大事なプロセスだと思っています。
★ゲシュタルト療法を本格的に学び始めた2015年12月5日のノートには、岡田法悦さんの発言 ファシリテーター(カウンセラー)は、本人(クライアント)の気づいているところに関わっても意味がない。本人が気づいていない部分に深く関わっていくこと のメモがあります。
当時は「難しい、どういうことなんだろう……」と思っていましたが、今では膝を10回叩きたいほど「そう!本当にその通り!」と納得しています。
★本人が気づいていない部分のたとえ
自分が10キロの石の袋を背負っていることに気づかなければ、肩が痛くてたまらないのに、背負った石を降ろそうとは思わない。ただ「痛いな……なんでだろう?」と思いますよね。ところが背負っていることがわかれば、「降ろそう」とか「背筋鍛えるために背負ったままでいよう」と選択できるわけです。
★ゲシュタルト療法は、クライアントの気づきと選択をとても大事にしています。私が恋愛依存症から回復したのも、それまでまったく気づかなかった自身のクセ(無意識の恐れやパターン)に気づき、「それが私の中にあるのはわかった。じゃあどうする?」と選択できる自分になったことが大きいです。
心のプログラミング
心の動きは、人の抑えられない無意識の反応とも言えるのですが、それはまるで『プログラミング』のようだと私は思います。
パソコンのWordを使うときに「あ」と入力するはずが、英字モード(半角英字)になっていると「あ」に変換できません。
いくらキーをたたいても、パソコンをひっくり返しも怒っても、英字モードになっているかぎり文章の文字は「a」のまま。
話をあなた自身に戻しましょう。
・大好きな彼なのに激怒してしまう
・本当は信じたいのに彼を信じられない
・不安をなくそうとすると増大する
・自分が何をしたいのかわからない
それは…
あなたが成長段階で取り入れた『反応したくなくても抑えられないプログラミング』が、心の中にあるからです。
つまり、恋愛がうまくいかない人は、ひらがなの「あ」を入力したいのに、英字モードのままで生きているということ。
だからどんなにがんばっても、「a」のままなんです。
あなたはポンコツなコンピューターではありません。人として、十分な魅力があるのですよ。
ただ、あなたの何かが、自分らしく生き、恋愛することを邪魔している。
その邪魔しているものが『心のプログラミング』です。
プログラミングを組み替えないかぎり、何度も何度も同じことをくり返し、悲しい気持ちを味わうことになります。
8日間の講座内容
8日間の公開講座では
■自分のプログラミングを見つけること ■プログラミングを変えるコツ ■プログラミングで左右されてきた人生のシナリオ変化 をお伝えしていきます。 ふだんのカウンセリングで私が実施している一部を、あなたがひとりでも取り組めるように講座を進めますので、安心してくださいね。 それでは、またお会いしましょう。 **************************** カウンセリングルームmika
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地に足の着いた恋愛学
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