家事は女性だけがやるもの?
私が一緒に暮らす男性に望むことは、ひとつ。
それだけです。
だって、私には仕事があるから。
仕事で気になることを調べたいし、仕事関連の本もたくさん読みたいし、研修にも行きたいし、お客様に満足していただくためにカウンセリング内容の改善もしたい。
そんな毎日なので、自分のことはなんとか自分でこなせるけど、一緒に暮らす相手の面倒までとてもみれません。
そのあたりは、すでに彼に伝えてあります。
今は彼と一緒に住んでいない私ですが、一緒に暮らしてから「キ~ッ」となるのは、イヤですもん。
こんな私でよければつきあってね、ぐらいの感覚です。
私が見込んだだけあって、彼は「生き生きと仕事をしているミカさんが大事」と 今は言ってくれます。(お互い努力はするけれど、人生に変化はつきものなので、先のことはどうなるかわからない)
本来、私はお料理が大好きなんですが、仕事で忙しいので「いつも美味しい手料理はできない」と彼に伝えてあります。
本当は、誰かに作ってもらいたいほど。
今は、私のエネルギーを料理ではなくて、カウンセリングでクライアントさんたちが「自分でいられてよかった」と、感じていただくために使いたいのが本音なんです。
彼は、「それがミカさんらしい」と言ってくれるので、よかった~と思います。
脱いだ靴下をころがしている場合ではありません
そういえば、東京で恋人と一緒に暮らしている娘が、ぼやいていたことがありました。
どうしたの?
ミカ
もうっ
彼の靴下が床に転がってるのが耐えられないんだよ~
ムスメ
あ~わかるわかる ミカ
で、どうしたの?
頭にきてソファーの下にけとばしてやった
ムスメ
“私はあなたの恋人“だけど
“靴下のしもべ”ではありませんって、心でつぶやいてポ~ンとけとばしたらスッキリしたよ!
ムスメ
靴下のしもべ……(笑)
ミカ
後日、娘の恋人が「靴下がないない」ってあちこち探していたらしいのですが、娘は知らんぷり。
そのうち靴下ころがしがなくなって、問題解決。
私も、同居している22歳の息子の靴下を見かけたら、ソファの下にポコンとけとばすことにしましたよ。
当然のことながら、息子に晩ごはんを作ることもありません。なにせ私自身が晩ごはんもしっかりとれない日が多いので。
時間に余裕のある休日には、彼の分まで作ることもあります。やりたいときに楽しく料理するのは、本当に楽しい。
このやり方の何がいいって、義務感のないことろがいいですね。
結婚したい独身男性は【生きる力】をつけて
きっと、私だけではないと思うんです。
女性が仕事をやりつつ家事もしっかりとこなして、子どもがいたら子どもの面倒をみながら、パートナーの世話までやるなんて、とてもじゃないけどムリムリ。
ご飯作るのも、使ったものを片付けるのも、家の中をキレイに保つのも、人が生きていくうえで基本中の基本ですよね。
我が家のペット、ハムスターのクーちゃん(♂)だって、ケージの中はキレイに使っていますし。
仕事でお金を稼ぐとともに、衣食住を自分で完結させるのは【生きる力】と言えます。
結婚できないとぼやいている30/40代独身男性は、【生きる力のなさ】が女性を幻滅させていることに気がついてますか?
女性を意識してかどうか知らないけど、SNSで写真をアップしたりつぶやいたりしている場合ではありませんって。
えっ、自分は結婚しているから大丈夫?
いやいや、妻がかぎりなく努力していることに、あなたは気がついていないだけ。そんじゃ~ね!と、妻が手をふるときが近いんじゃないの?