カウンセリングで一番大事なのは、技法ではなく“どんな人がやるか”です。
カウンセラーに温かみがあること。
「この人なら絶対に否定されない、気持ちに寄り添ってくれる」という安心感があること。
一緒にいるだけで包み込まれる感じや、どっしり感があること。
変えてやろう、教えてやろうではなく、お話を聴かせていただくという謙虚さがあること。
私は、カウンセラーのクライアントに対する真摯な向き合い方が、悩みの変容につながると信じています。
ひとりの人間が、目の前の人のどんな話にも静かにじっと目と耳を傾け、心の声を感じ続ける。
そんな人がいたら、自分の感覚や感情を自分のものとして感じ、悩みは自然となくなっていくものです。
最後に、とても大事なことをお伝えしたい。
カウンセラーがクライアントと「一体化していない」ことが何よりも大事です。
心の境界線をしっかり持ちつつも、まるで自分のことのように目の前の人の痛みを身体で感じ取る。
これができてプロ。
クライエントと一緒になって感情の波にズブズブと溺れてしまったら、海の底から海面まで戻って来れませんね。
しかも、クライエントに対して失礼でもあります。
クライエントの痛みや苦しみ・悩みを、カウンセラーが奪ってしまうのですから。
カウンセラーの過去の痛みや苦しみを、クライエントに同化させてしまってどうする、と思います。
人の悩みは似ているようでいても、個々まったく違う背景があるもの。
そこを理解していないと、「その気持ちわかります」と簡単に口にしてしまうでしょ。
違う違う。
「あなたの気持ち、しっかりと理解したいし感じ取りたい」でないと。
カウンセラーの私が私でありながら、クライエントになったかのように痛みを感じるのが私のカウンセリングの肝です。
う〜ん、なかなか難しい。
トレーニングは毎月欠かさないけれど、“手強い”と感じることもある。
私がここまで挙げたカウンセラであるかどうかの判断は、クライエントの皆さんにお任せします。
※この記事は、日々の気づきをスマホからそのままお届けしています。まとまりのない文章ですが、何か一言でも心に留まるものがあれば幸いです。