映画「男はつらいよ お帰り 寅さん」が、まさかの結婚願望につながった

 
男はつらいよ

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静岡市在住、愛情問題専門の心理カウンセラー。愛と人生について学びながら、うつ・恋愛依存を克服。24年間の結婚生活が失敗した経験と離婚後に理想のパートナーと出逢ったメソッドを幸せになりたいあなたへお伝えします。
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先日、「男はつらいよ お帰り 寅さん」を観ました。

 

私は寅さんの大ファンではありません。たまに過去の作品をAmazonプライムで観る程度。それも、東京にいる娘にすすめられて、どれどれ観てみようかな…といった具合です。

 

今回は、映画を見た観た人たちの「すごくいい!」という声が多かったことと、渥美清が他界して本人不在ながら、どうやって映画を作ったのか?という興味があって映画館へ行ってみたのです。

 

結果は、何度も涙が出るほど切ない気持ちになりましたし、家族っていいなぁ、結婚も悪くない、とも思いました。

 

涙の理由には、渥美清が今はこの世にいない切なさがありますね。

 

私は人の死に対して、とても敏感になります。亡くなった人の想いを、今の自分と重ねながら感じとることが起こるからでしょう。

 

人が死ぬと身体も魂もなくなってしまうのですが、直接的であれ間接的であれ、その人にかかわった人は“故人の想い”を、自分の中に受けついていくのだと思います。

 

映画の途中で、なぜか「ありがとう寅さん」という言葉が出てきたのも、想いを受け取ったからでしょう。

 

寅さんを通して「あなたは今のままでいいよ」「行動していいよ」「そこにあなたの想いがあれば、周囲とズレいてもいいんだよ」というメッセージを感じました。

 

「渥美清=寅さん」ではないですし、映画ですから、もちろん監督の想いが作品にはこもっています。それでも、お弁当箱のような顔をした寅さんに、もう会えないと思うと涙が出てきたのです。

 

また、映画を観ている途中で、昭和と自分の家族を何度も思い出しました。

 

私が体験してきた昭和の時代がそこにあったのです。それは、まさに私が生きてきた場面そのもの。

 

居間にあるごちゃごちゃとした小物や、畳の部屋に敷かれた4人分の布団。

 

昭和時代の、ごく普通な家庭にあった風景は、決してオシャレではないけれど、その垢ぬけなさに血がかよったあたたかさを強烈に感じたのです。

 

あたたかさは、人と人のつながりといえるのかもしれません。

 

私をかわいがってくれた祖父母。家族を困らせたアルコール依存症の父と、家族を支えていた母。両親亡きあと、私を実の娘のようにかわいがってくれた叔母。

 

でも今はもう、祖父母、両親、叔母に会うことができません。

 

家族って、厄介なときもあるけれど、やはりとてもいいものだと思いました。

 

こんな具合に、映画を観ながら、人のつながりをたくさん思い出しました。

 

今の時代では「ちょっとそれはないよね」と思えるような、寅さんが他人の問題に熱くかかわっていく言動にも涙が出ました。おせっかい。お調子者。でも、どこか憎めない寅さん。

 

私にも寅さんみたいに、私の問題を“まるで自分のことのように”一緒に笑ったり泣いたり、ときには真剣に諭してくれる人がいたら、どんなにいいかと思いました。

 

ふらふらと日本全国を放浪する寅さんが、帰ってくる居場所。お帰りなさいと待っていてくれる人のいる場所。

 

それが私にもあるとしたら、とても心が満たされるだろうな。

 

映画を見終わったあとでそんなことを考えていたら、ふと、今のパートナーとだったら、きっと家族になれるだろうな…と思いました。つまり、結婚ですね。

 

私は自分の時間を大事にしたい気持ちがとても強いのです。でも映画を観たら、ひとりで自由気ままに生活をしているなかで、会いたいときにパートナーと会う気楽さだけでなく、生活を共にしても私らしく生きていける気がしてきました。

 

この記事を読んでくださっているあなたは、恋人や結婚に対してどんな理想や現実がありますか?

 

特別な才能がなくても、見た目がかわいくなくても、きっとあなたの存在を大事に思って接してくれた人がいるんじゃないかなと私は思います。

 

結婚に迷っているとしたら、その相手から受け取った気持ちを、ぜひ思い出してほしいのです。

 

あなたのことを全面的に受け入れてくれ、どうしたの?何があったの?と気持ちを向けてくれる存在。ちょっとズレていても、あなたのことにしっかりと関心を向けてくれる存在。

 

それが、結婚相手に求めるものではないでしょうか。同時に、あなたのあたたかさを分け与えることができる人が、あなたにとっての特別な存在です。

 

結婚は新しい家族を作ること。

 

家庭というのは、困ったときに声をかけあい、支えあい、一緒に笑ったり泣いたり怒ったりする、世界で唯一の心がホッとする特別な居場所です。

 

残念ながら、幼いころの家庭があたたかい環境でなかったとしても、今から新たに家庭を築くことはできますよね。

 

結婚は、家と家との結びつきではないですし、かっこいいパートナーを見て満足する時間の連続でもありません。むしろ、思い通りにならないもどかしさを感じることの方が多いかもしれません。

 

それでも、ときにあなたがパートナーを支えたいと思い、ときに支えてもらえるような特別な関係が結婚であり、家族を作るということです。

 

今回は恋愛の映画を観たわけではないのですが、私の心の中に眠っていた「大切な人と心がしっかりとつながりたい」事実が浮かびあがってきました。

 

心のつながりや家族のあたたかさを感じられる。
ひとりでいるときよりも、二人でいることでいっそう自分らしくいられる。

 

私はこのような経験ができる人と一緒になろうと思います。

 

最後に、静岡市在住で2007年ミスユニバース優勝の森理世さんが結婚に至った理由を紹介して、この記事を終わりにします。結婚相手の見た目はタイプではなかったとテレビで語った内容です。

 

「すっごい大好きの最上級で結婚したんじゃなくて、この人となら人生一緒に違和感なく歩めるなって思ってからの育みで結婚した」

 

あなたは、どのような男性と結婚したいと思いますか?

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