恋愛依存症の状態
恋愛依存症は、幼少期にあるがままの自分を愛してもらえなかったことに起因しています。
その状態は大人になった今でも続いていて、自分が好きになれません。また、痛み悲しみなどの苦しみが心の中にずっとあります。
つまり、喪失感を恋愛対象に埋めてもらいたい、あるがままの自分を恋愛相手に受け止めてもらいたいと切望している状態が恋愛依存症です。
回復は、あるがままの自分を受け入れながら、あなたの喪失感は何なのか見つめていくことから始まります。
恋愛依存症から回復するヒント
回復は①~⑥のプロセスをたどります。
①幼少期に失ったものを見つめなおす
②喪失感を癒す(グリーフワーク)
③自分と他人の境界線を意識する
④回復に向けて小さな行動ステップで進めていく
⑤境界線を意識したコミュニケーション力をつける
⑥健康的な恋愛経験をしながらありのままの自分を好きになっていく
恋愛依存症回復のプロセスを自分でやってみたい方は、必ず注意点を読んでくださいね。
恋愛依存症の回復にひとりで取り組むときの注意点
対面や電話のカウンセリングでは、つらい気持ちをカウンセラーが受け止めることができますが、ひとりで取り組む場合、ムリをしないでできるところまでにしましょう。
セフルカウンセリグ_回復ヒント①②
①幼少期に失ったものを見つめなおす
②喪失感を癒す(グリーフワーク)
幼少期の家族を振り返ると、つらい感情があふれ出てしまうことがあります。
これはとても自然なプロセスなので、驚かないでくださいね。できれば、あなたが感じることを一切否定しない安全な場所で自分の喪失感を分かち合ってください。
そうすれば、自然と悲しみや苦しみが小さくなっていきますよ。
セフルカウンセリング_回復ヒント③
③自分と他人の境界線を意識する
「自分と自分以外の人は違う人間なのだ」という事実を意識して人と接してみてくださいね。これが境界線を引く第一歩です。
境界線があることで、お互いが自分らしくいられる時間や空間、考え方が自然とできるようになります。
セフルカウンセリング_回復ヒント④~⑥
④回復に向けて小さな行動ステップで進めていく
⑤境界線を意識したコミュニケーション力をつける
⑥健康的な恋愛経験をしながらありのままの自分を好きになっていく
これまでやったことのない取り組みでは、もしかすると混乱したり戸惑いが起きるかもしれません。
そのようなときには「頑張っているね」「よくやってるね」「えらいね」と自分に声をかけてみましょう。
同じ経験をしてきた私からも、「大丈夫、回復や克服は可能ですよ」と伝えさせてくださいね。
実際、あなたは本当によくがんばっていると思います。
この記事をよんで回復をめざしているのですから。